<< 聴診器カフ固定タイプ:測り方 >>
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この水銀血圧計は、初めての方にも、@お一人で、A楽に、そしてB正確に測定できますよういろいろと工夫されています。下記の手順でお測りください。
@動脈の位置を確認
→ まず、上腕部の動脈の位置を確かめて
ください。肘関節から4〜5cm上の内側を指の先で
やや強く押えると脈動を感じます。先の過程で、聴診器の振動板と呼ばれる
面をここに当たるようにして腕帯を巻きます。
A聴診器の装着
→
耳に装着する際に、真上から見てカタカナの「ハ」の字になるようにして装着をします。
聴診器のイヤーチップ部が耳道にしっくりと
感じるように耳に入れてください。
B腕帯を腕に装着
→ 1. 腕帯を腕に装着します。
2. 腕帯に聴診部が固定されています。
→ 3. 腕帯を腕に通します。聴診する面が肌に当たるようになります。
→ 4. @で確認した位置に聴診部がピッタリ
あたるようにしてください。5. 洋服をたくしあげて上腕を圧迫しないように
し、止金具はひっぱるようにしてください。→ 6. 腕帯を反転させマジックテープでとめます。お1人でも簡単に巻きつけることが可能です。その時
に聴診部の位置が正しいかどうか確認をしてください。位置がずれますと正しい血圧の測定が出
来ません。
クリックしますと腕帯の巻き方が見れます
注意:巻いた時の固さは指が1〜2本はいるくらいにします。固く巻きすぎてはいけません。
C聴診部は心臓の高さに
→ 聴診器のイヤピースを耳にしっかりと入れて、ゴム球のネジを締めた状態で加圧を開始します。
測るときは肩の力を抜いて楽な姿勢で肘を伸ばし、聴診部の高さが心臓と同じ高さになるようにしてください。
D加圧はすばやく排気はゆっくりと
→
1. まずコックを開けます。左へ移動させて
ください。コックを開けますと水銀が上
へ上がるようになります。2. バルブを右回りにまわして軽く閉めます。
※右回りにしますと閉まり、左回りにしま
すと開きます。→
3. ゴム球(送気球)を強く、くり返しにぎ
って、腕帯へ空気を送ります。すると
水銀がゲージ管を上がりはじめます。4. 予想される血圧値に20〜30上乗せした
値まで、加圧を続けてください。目的の
上乗せした値まで加圧したところで加圧
を止めます。(慣れないうちは、ここで一旦
深呼吸するなど”間”を取ってください。)
E血管音を聴きながら血圧値を読みます
→
1. ゴム球の排気バルブを左に少しづつゆるめ減圧します。水銀が下がってきて血管音が聴こ
えはじめます。・・・・・最高血圧 (下記のイメージ図のC番に相当します)
さらに、バルブを緩めてゆきます。だんだん脈音が大きくなり 、そしてだんだんと小さくなって
ゆき最後に聴こえなくなります。・・・・・最低血圧 (下記のイメージ図のD番に相当します)
2. 測定値の末尾の数字の読みは、偶数値読み(2oHg単位)とし、中間の場合は低い値をとり
ます。測定年月日、時刻、室温などを記録するとよいでしょう。
※実際の測定時の脈音を記録してみました。周りを静かにして、そしてヘッドフォンをして聴いてみてください。6〜7秒後に聴こえ始め28秒後に音が消えます。ヘッドフォンをしてこちらをクリックしてみてください。もし購入された場合は、この音を耳に植えつけてから実際に測定されるとイメージも沸いて判り易いかと思います。
F測定終了
→
ゴム球の排気バルブを左に回して緩めます。メモリーが0(ゼロ)になったら腕帯を外してください。(腕帯の中に空気が残らないように注意します。)収納時は、45°位に本体を右に倒して水銀が全部タンク内に戻るようにします。そしてコックを右に閉めます。閉め忘れますと、水銀が漏れますの注意されてください。これで測定終了です。
まとめ
腕帯で腕の動脈に圧力をかけ、1度血流を止めてから徐々に腕帯の圧力を下げてゆくと、最高血圧の点で聴診器に脈音が聴こえ始め、更に腕帯の圧力を下げてゆくと、脈音が聴こえなくなる点が、最低血圧というわけです。測定値を読む時は、目の高さは目盛りと同じ高さにします。
下記に測定の流れを「イメージ図」として表現してみました。参考になれば幸いです。
お一人で測定されることを主な目的として開発された水銀式血圧計ですが、ご家族の方々や他の方に測定していただくことももちろん可能です。
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